Firefox Hacks 翻訳日記

アクセスカウンタ

zoom RSS 暗号

<<   作成日時 : 2005/09/19 22:43   >>

トラックバック 0 / コメント 2

どうやら Sleipnir の作者さん にも読んでいただいているらしい Firefox Hacks だが、
発売後三週間、買いたいと思っていた人はほとんど買ってしまったのではないか、
と思う今日この頃だ。
つまり、今書店にある在庫本は潜在的な返品の対象であり……(鬱

さて、翻訳に際しての難問の一つが、訳語の定訳がない単語をどう訳すか、だ。
Hacks の場合、訳者間で一番議論になったのが "salted"。
私の担当部分(P50)とカズさんの担当部分(P90他)の両方に出てくる。
動詞の salt に ed が付いた簡単な英語だが、これを日本語にすると実に難しいのだ。

どういうものかと言えば、defaut というプロファイル名に対するプロファイルフォルダの名称を、
1u7ob60x.default のように、ランダムな英数字が付加されたものにするセキュリティ機構の事。
古くからのユーザなら、default さえつかない 1u7ob60x.slt という方式がおなじみだろう。
この .slt の語源が "salted" だと思われる。

まず考えたのは、「暗号化」だが、これを「暗号」というのは語弊があるだろう。
復号することは多分考慮にいれられていないからだ。
次に「乱数化」を考えたのだが、数字だけじゃなく英字も付加されている。
アルファベットの入っているものを「乱数」とは言い難い。
これで、他に思いつく簡単な言葉がなくなってしまった。
余談になるが、日本語には「暗号」に関する語彙が少ない。
コードもサイファーも十把一からげに「暗号」だし。(戦争に負けるわけだが)

要するに、『「ランダムな英数字を付加する」を一語で述べよ』、という問題だ。
「塩漬け」とか「ソルティッド」とかも検討されたが、
最終的には「乱数文字化」という、やや造語気味の訳語を当ててある。
これが "salted" の定訳だ、という言葉を御存知の方は、是非ご教示いただきたい。m(_|_)m

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
使えないのは百も承知で和式にすると浅漬け、一夜漬けですか。
ググってみてもIPAにあるソルティット秘密(salted secret)ぐらいしか。
こういう形式のものをこう呼ぶ、ことのようなので下手につけるとまじめにやれ、とお叱りを受けるんでしょうか。
こうしてカタカナが増えていくんですねぇ。
#すいません、答えになっていませんね。
RGV
2005/09/20 13:16
カタカナにすれば何とかわかる、という類のものなら
カタカナを使うのもやぶさかではないんですけどねー。
「ソルティット」って言われても何のことやら(^^;
池田
2005/09/23 02:10

コメントする help

ニックネーム
本 文
暗号 Firefox Hacks 翻訳日記/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる