Firefox Hacks 翻訳日記

アクセスカウンタ

zoom RSS J. K. ローリング・インタビュー和訳(ネタバレ)

<<   作成日時 : 2006/07/05 01:03   >>

トラックバック 0 / コメント 2

全国紙に記事が出た後で、ネタバレもへったくれもないような気もするが(^^;
記事の元になった、イギリス Channel 4 のインタビュー番組 "Richard and Judy" での、
J. K. ローリング女史インタビューの、最初の方を和訳したものである。

一部のメディア、例えば 読売新聞 では、

主人公のハリーを含む3人の中心的登場人物のうち、2人が死ぬ運命にある

と報じている。
こう言う書き方をされると、ハリー、ロン、ハーマイオニーのうち、二人が死ぬとしか思えない。
しかし、ポッターマニア さん経由で MuggleNet.com に行ってみると、
インタビューの WMP ファイルテキスト起こし があるではないですか。
ダウンロードしたビデオを流しながらテキストを読んでみると、どうも違うようだ、と少し安心した。
大体、トリオのうち二人が死ぬのなら、組み合わせは三通りしかない。
これではブックメーカーが困るではないか(^^;

というわけで、もう誰かやっているかもしれないが、以下、テキストの一部の和訳である。
ネイティブが起こしたテキストを和訳しているので、ヒヤリングでの聞き間違いはないと思うが、
希望的観測による誤訳を含む可能性もあるので念の為。



ジュディ: ……私はロンとハーマイオニーに結婚してもらいたいわ。 もしそうならなかったら、気が動転しちゃうでしょう。でも、もちろん、結末の部分はあなたの金庫に保管されているのよね?

JKR: 結末、つまり最終章は隠してありますけど、 ほんのわずか変更しました。

ジュディ: そうなの?

JKR: ええ、キャラクターの一人が死ぬのをまぬがれました。

リチャード: ほんとに?

JKR: ええ。

ジュディ: ええと、あなたは……

JKR: でも、死ぬ予定ではなかった二人が死んでしまう、という事を言わなければなりません。

ジュディ: そんな。その二人はみんなに愛されていた人たち?

JKR: そうです。それなりの代償を払う必要があるです。

リチャード: 重要人物?

JKR: 私たちが話しているのは、純粋な悪なんですよ! だから彼らは、エキストラは目標にしませんよね? 彼らはメイン・キャラクターを直接攻撃します……私ならそうします。

リチャード: 私たちもエキストラに興味はありません。もちろん、あなたはご主人に話したことでしょう。 あなたはどんなことでもご主人を信頼していて、彼に秘密を打ち明けた。

JKR: そう、全部ではありませんけど。 私はそんなに無鉄砲じゃありません。

リチャード: ええ、正直言って、そんなことするのは馬鹿げています。しかし、あなたはご主人に、誰が殺されそうかをお話しした。当然、彼は身震いして、こう言う。「ダメだ、その人はダメ」

JKR: 彼は、三人のうちの一人でそれを言いましたよ。

リチャード: いいですか。今晩のこのインタビューを報道した全てのプレスが聞きたがっている質問は、「あなたはハリー・ポッターを殺しますか?」です。これは愚問です。なぜって、あなたがイエスかノーかどちらかの答えをしたいか、を考えれば、もちろん答えたくないでしょう。次の質問にも答えられないかもしれませんが、ハリーが作中に受けたのよりも、もっとたくさんの苦痛を与えようと思った事はありますか。つまり、同じように……

JKR: 彼はすでに充分苦しみました。つまり……

ジュディ: 彼はすでに苦しんで、苦しい経験をして……

JKR: 私にできますか? 少年時代と青春時代の毎年、彼は魔法世界を救ってきました。そして誰も彼を信じなかった。彼は……彼は世界を救うことに全ての人生を費やし、次の学年が始まると学校に戻っていじめにあうのです。彼はハリー・ポッターで、彼は学校全体を守った。そして誰もが、彼はちょっと迷惑な存在だと思っているのです。

リチャード: (コナン)ドイルがシャーロック・ホームズに飽き飽きして、彼を断崖絶壁から突き落としたのは御存知ですね?

JKR: ええ

リチャード: あなたがそうしたかを聞いているわけではもちろんありませんが、彼を突き落としたいという誘惑にかられた事はありますか。つまり、とても人気のある……

JKR: いいえ。7巻より前に彼を殺そうと思った事はありません。私の計画は 7冊の本を書く事でしたから。それが私のやりたかった事です。私は 7巻目で終わりにしたいのです。

ジュディ: そうね。

JKR: でも、自分が書いたものではない、いわゆる「続編」が作られないように、主人公を殺してしまう作者の気持ちはとてもよく理解できます。そうすれば、私と一緒に話が終わるのです。そして、私が死んだ後に、主人公を復活させる事はできなくなるでしょう。たくさんの……(訳注: 続編か?)

リチャード: それは思ってもみなかった……

JKR: ええと、アガサ・クリスティはポアロでそれをやったでしょ? 彼女は自分自身で彼を終わらせたかったんです。

ジュディ: じゃ、あなたはその気持ちを理解できるのね。でも、あなた自身の立場は明確にはしない?

JKR: 私自身の立場は明確にはしません…… 私が何より嫌いなのは、悪意に満ちたメールです。



こうしてみると、ポアロの話が出てきたのは、リチャードのホームズの話を受けたものであって、
JKR の方から持ち出したものない事がわかる。
あまのじゃくな私としては、この点だけで、ハリーが死なない方に賭けたかったりするが、
私の予想は外れることでも定評があったりするわけで(^^;

いずれにせよハッピーエンドでない事だけは確定だが、
もともと児童書として書き始めたものではないので、仕方ないかな。

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
ハリーポッターは大好きですけどあの3人組みがもしかしたら死んでしまうかもしれないなんていやです!!でもJ.Kローリングさんがもうお話考えてるみたいですし、私たち読者は待つしかないということだと思います!!!!!
トマトっち
2007/05/24 23:38
トマトっち さん、コメントありがとうございます。
7月21日に発売される最終巻、予約してまして
本が届いたら徹夜してでも読了しなければ、と思ってます。
6巻は予約購入したのを放置していて、
日本語版が出る直前にあわてて読んだんですが(^^;
池田
2007/05/26 13:32

コメントする help

ニックネーム
URL(任意)
本 文
J. K. ローリング・インタビュー和訳(ネタバレ) Firefox Hacks 翻訳日記/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる