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zoom RSS NASA が Bugzilla に乗り換え

<<   作成日時 : 2008/11/18 18:56   >>

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以下の文章は、CNET News の 2008年11月14日付け、NASA turns to open-source problem-tracking databases (NASA、オープンソースの問題追跡データベースに乗り換え) の私的な日本語訳である。



今日の午後、スペースシャトル・エンデバー号が予定通りに離陸すれば(訳注:エンデバーは問題なく打ち上げられた)、搭乗した乗組員と地上のミッション・コントロール技術者たちは、新しいソフトウェアを自由に使える事になるだろう。問題報告と分析の手間が簡素化されるのだ。

PRACA (Problem Reporting Analysis and Corrective Action) という名前のこのソフトは、NASA の Ames Research Center で、Human-Computer Interaction Group によって開発された。スペースシャトルのエコシステムに関わる様々な部門の多数の人たちが、シャトルとそれに関連したインフラの問題を追跡できる単一のデータベース、というのを目指して作られている。

Ames Human-Computer Interaction Group の Alonso Vera 主任によれば、このどこからでもアクセスできる PRACA パッケージは、過去 30年にわたってシャトルのエコシステムの様々な部分で使われて来た、40個以上のデータベースシステムの集合体をリプレースするものである。

国際宇宙ステーションの問題を追跡する IFI (Items for Investigation) と同様に、新しい PRACA はオープンソースの Bugzilla を元にして書かれており、NASA は時間とコストの両面で大きな削減ができた。

新システムの構築にかかった費用について Vera は明言を避けたが、過去のシステムが 100万ドルを要したのに対して 10万ドル前後と、一桁違いで安かったようだ。

さらに重要なことに、オープンソースの Bugzilla を使用すれば、PRACA でも IFI でも、技術者たちの必要に応じてほぼ即座に変更を加える事ができる、と Vera は説明した。これまでのソフトウェアでは、要望を開発元に伝えて変更が実現するまで何週間もの期間を要することが多かった。

PRACA システムは、シャトルに関する問題を解決したい人が、過去の同じような問題の記録と解決法を発見しやすくするためのものである。一方、IFI は、宇宙ステーションの作業中に見つかった新たな問題を報告して、後日の分析に回すためのものだ。

すでに、新しい PRACA システムは、スペースシャトルが 2010年に引退した後の、NASA の次世代有人宇宙船開発である Constellation program で使用されている。しかし、Constellation はまだ宇宙に行っていないので、金曜の打ち上げがこのシステムの最初の実働テストとなる。テストであるため、古い PRACA システムも併用されるだろう。

また、宇宙ステーション計画も、古い IFI システムから新しいバージョンへ、段階的に移行している最中である。

Vera の言によれば、スペースシャトル計画の方が新しいシステムに完全に移行するにはまだ時間がかかるが、宇宙ステーション計画の方は 2009年3月には移行を完了するだろう、との事だ。



リンク集

1. Bugzilla Goes to Space « himorin’s blog: そもそものネタ元は himorin のメールなのだが、私が最初に考えたこのブログ記事のタイトルも、「Bugzilla 宇宙に行く」だった。もろにかぶっているのでボツにせざるを得なかった(^^;
2. Bugzilla-based software helps NASA - Mozilla LinksMozilla Links 日本語版 にはまだ邦訳がないようだ。level さんが頑張ってくれる事を期待。
3. NASA Uses Bugzilla for Endeavour Shuttle and International Space Station: bugzilla.org のアナウンス。himorin のブログ記事の元ネタ。

あとがき、もしくは蛇足、もしくは著作権について

お読みいただければわかるように、これは Mozilla あるいは Bugzilla 関係者にとってはビッグニュースだろうが、Firefox は知っていても Mozilla は知らない、という人が増えつつある日本では、翻訳するほどのニュースではないようだ。
US の11月14日付けの記事であるが、CNET Japan には本稿執筆時(11月18日、午後6時)において、まだ翻訳記事が公開されていない。ま、Firefox 関係のネタだとニュースサイト各社がこぞって取り上げる時代なので、私のようなアマチュアが和訳できるのはこういうマニアックなネタくらいだろうと思って翻訳してみた。

もしかすると私の思い込みで、現在準備中なのかも知れない。CNET の著作権、または CNET Japan の翻訳権を侵害する意図はない事を明記しておく。これまた私の誤読かも知れないのだが、CBS Interactive - Editorial - Permissions and Reprints における、Personal, noncommercial use である事を主張したいので、以下を貼っておく。

Used with permission from CBS Interactive, Inc., Copyright 2008. All rights reserved.

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